2017年02月05日

Color Party 2017「透明あるいは無色」

武蔵野美術大学基礎デザイン学科のOBが年に一度開く作品展『カラーパーティー』
その11回目のテーマは「透明あるいは無色」。
吉祥寺で開催中。

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自分も作品を寄せてみた。写真を2枚。
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夕暮れの位相 No.7

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夕暮れの位相 No.1

その制作の意図は…
不透明な顔料による色面の組み合わせから、あたかもそこに透明なフィルムが置かれているような錯覚が起こる。今回は1枚の写真の一部を入れ替えることだけで、光の透過を感じさせることが出来ないかという実験的な試みである。天地を逆にした夕暮れ時の空の写真。点対称に配置した2枚の切り抜きフレームから本来の位置ではない写真の部分を抜き、これを組み合わせた。視覚的な認識の混乱が、半透明のパネルや透明の棒上の造形を見出す。

以下は制作のプロセス

基は夕暮れ時の一枚の写真
sora2.jpg

この写真の一部をこの青と赤の部分の形で切り抜く。
Filter.jpg

こんな感じのパターンができる。

paternA.jpg
この写真の抜く場所を本来の場所からずらしたり、反転させたりしている。
写真の位置を変更するだけで、
フォトショップの画像フィルターなどは使用していない。組み合わせた2枚のパターンの
背景に元の写真を戻すと、出来上がる。元の写真の天地をひっくり返しているのは、
夕焼けではなく雲海を感じさせ、よりそのイメージに透明感が増すゆえw。

TP_AmbientSky07.jpg

以上

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2017年01月01日

あけましておめでとうございます

uraniwaniwa.jpg

みなさま あけましておめでとうございます
2017年も何卒よろしくお願いします。

ラベル:NEW YEAR
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2016年12月12日

[Text Information 2016]作品展示

基礎デザイン学科3年 デザイン演習1d「テクストインフォメーション」作品展示
日時:12月12日(月)〜17日(土)10:00〜17:00
場所:9号館地下小展示室
合評会:12月15日(木)9:30〜12:10

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統一キーワード[触]と研究対象エリア[吉祥寺]

2016年度は[吉祥寺]を調査対象エリアとした。

ここで[触]という一文字を統一のキーワードとして、

4つのグループがこの言葉を共通の手掛りに、

それぞれの視座から編み出した方法により吉祥寺の街を再構成した。


テクストインフォメーションの演習の意図

「街」を読むことを目的としたこの演習では、「テクスト論」が捉える対象を

「文章」から「街」へと拡張する。様々な要素によって織りなされた

ひとつのテクストとして街を捉え、その環境を語る言葉の構造を見つけ出し、

再びその言葉によって街を記述する試みである。

それは都市計画や建築、設備等の予め設計された意図を一旦外し、

ひとつのキーワードを道具としつつ、生物の「生態」を分析するように

環境に蠢くヒト+モノ+コトの関係性を改めて発掘する試みでもある。

そこからは、街に生きられた各々の関係性を語りうる記号群が、デザインのための

新たなインフォメーションとして再発見されるはずだ。

この演習はデザインの課題解決に向けた生活者からの新たな視座の獲得であると同時に、

グループワークの中でのテーマの設定、フィールドワークからの素材収集、解析、

さらに表現としての空間展示、そのプレゼンテーションに至るまでの

一連のプロデュースの過程の体験でもある。


* テクスト論=文章を作者の意図に支配されたものと見るのではなく、

あくまでも文章それ自体として読むべきだとする思想のことをいう。



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2016年12月08日

[Text Information 2016]WORKS

2016年度の4つのグループによる作品展示

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Plate吉弁.jpg   Platesf.jpg
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2016年09月08日

[Text Information 2016]#1 Me & Multiverse

自分の講義中にいたずら書きをしてもらう。テーマは「私と世界の関係を図示してください。」
というもの。2時限目に皆の出席を採りつつのそれぞれの考えをプレゼンしてもらった。
以下はその結果のコラージュ。

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発想のダイバーシティを垣間見る。

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2016年08月31日

[Text Information 2016]#1 前提講義 9/8

基礎デザイン学科 3年次 デザイン演習1d[Text Information 2016] 前提講義

2016年度のデザイン演習1d テクストインフォメーション が始まる。
9月8日(木)からのスタートで毎週木曜日午前の1+2時限。
第1回の前提講義では、そもそもテクストインフォメーションで行う演習は
何を意図しているのか…を解説。後半は今回この選択必修科目を
受講してもらったみんなの情報交流の時間とする。

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2016年05月28日

玉川上水の鴨

kamokamo.jpg

散歩の途中に玉川上水縁の歩道で見かけた鴨。水辺ではなく法面を上がって歩道のすぐそばまで近づいている。誰かがパン屑で呼び寄せたのかもしれないが、行き交う人に怯えることなくくつろいでる風だ。鴨だけれど、くちばしの先だけ黄色いので純粋なマガモではないように見える。マガモは繁殖期にオスの風貌がより歌舞いて鮮やかになるらしいので、夏に向けて変化の途中かもしれない。しかし、ちょっとWikipediaを覗いてみるとアヒルはマガモを品種改良したものだそうで、「マガモ」、「アヒル」、「アイガモ」という呼び変えは生物学的なものではなく、歴史的・伝統な慣例や認識によるもの…とある。そういえばここでも鴨がアヒルと一緒に泳ぐ姿をよく見かける。なので、この鴨はマガモとアイガモとの交雑種あたりかな。意外にも鴨の世界は複雑でw、その識別は難しいのである。


追伸:Facebookに同じ内容をアップしたところ、ある方からこれは「カルガモ」ですよとお伝えいただいた。検索して画像を比べるとなるほどそうらしい。特にWikipedia に載ってる「亜種カルガモ Anas poecilorhyncha zonorhyncha」の写真がたいへん似ている。そして、「日本のカルガモはアヒルとの種間雑種が存在しているとされる」「外形に関する遺伝形質はカルガモの方が強いため、見た目はカルガモでも性格はアヒルに近いものが現れたと分析される」という説明はなるほど腑に落ちる。


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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%AC%E3%83%A2

ラベル:玉川上水
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2016年04月10日

ウラシマソウ

蔦の絡まる中庭の日陰の一画。ここに掌状の葉が伸びてきた。

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雑草かもしれなかったのだが、葉の形が近くに植えてあった
クリスマスローズに似ていて、地下系でも伸びてきたのかと、
これをほっておいたら花が咲いた。それがまたへんてこな花なので
調べてみると。サトイモ科 > テンナンショウ属> ウラシマソウ
という植物だった。この花の先端が糸のようにひょろひょろと
長く伸びているのだけれど、これが和名の起源
(浦島太郎が持っている釣り竿の釣り糸に見立てたか?)と
されている…とWikipediaにある。なるほど確かにウラシマソウである。

きっと鳥が落としていった種から育ったのだろうけれど。
小平は田舎であることを再認識させる出来事w。ところで、
この植物が「ウラシマソウ」と特定できたのは、
Google 画像検索のおかげ。この写真を画像で検索すると
かなり領域の広がった植物の写真が選ばれる。でも、ここですでに
植物以外の写真は出てこないので、これが植物の写真であることが
理解されてる感じw。そこで、検索を支援するワードとして
「掌状葉」を加える。すると選択された写真は、テンナンショウ属あたりまで
一挙にその対象が狭められた。そしてこれらの写真を眺めていくと
このへんてこな花にそっくりな写真が出てくる。
その写真には「ウラシマソウ」とあった。

今度はその名称から検索すると、この植物の画像ばかりになる。
更にWikipediaを調べると和名の由来に至り、浦島太郎の釣り竿の釣り糸の件
その見事に細長い糸のような特殊な花の形によってほぼ特定された。

ラベル:植物 日日
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2016年04月06日

テクストインフォメーションのオリエンテーション

新学期が始まりました。
今週は、武蔵野美術大学 基礎デザイン学科の3年生に向けた選択必修の
演習科目についてのオリエンテーションが開かれます。

自分の担当するデザイン演習1d「テクスト インフォメーション」の解説は
8日(金)10:00〜10:20の予定です。毎年、20分の持ち時間の中での解説が
みんなにどこまで届くのか、判然としないまま続けてきましたが、少しでも
理解を深めてもらうために、そのオリエンテーションの前後で
このBlogを通して解説を加えておきたいと思います。

このプログラムは、向井先生の構想によって1990年から始まったので
すでに四半世紀を超えているという長寿な演習ですw。当時は、現在の「環境情報」を
担当している吉田慎悟教授と昨年退任された小野皓一教授の3人で担当し、
4単位の授業として始まりました。それゆえ、今も前期のデザイン演習「環境情報」との呼応があります。

この演習の枠組みの基本的なコンセプトは貫かれて時を経ていますが、
毎年受講する学生のみなさんがその視座を理解しつつ、多様で新鮮な成果を産み出します。
ですから、今年もぜひこの基本的な仕組みから、自分たちのオリジナルな表現を
展開してもらいたいと思います。この街を読むひとつの方法論と最終表現の多様性こそが
テクストインフォメーションに継続している面白さだと思います。
詳しくはオリエンテーションの当日に…。

■以下の写真は過去3年間の制作ノート群

2015年度
PN2015_1200.jpg

2014年度 
ProductionNote2014_800.jpg

2013年度 
制作ノート2013.jpg



posted by dancinheads at 19:31| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ■ テクスト インフォメーション | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする