いよいよ朝の気温が低下してくると、学生の9時からの出席が危うくなってくる。
朝一番でのアトラクションを仕込まなければならないのだが、
自分にそんな集客のための芸がある訳でもないので、何か検討しよう。
まずはここ数年でインターネットの動画投稿サイトに現れた興味深い映像を
いくつか紹介することにした。たとえば以下のような映像。ここにはプロも、
アマチュアも含まれるだろうけれども、この新たなメディアが
インキュベートする映像には、既存のメディアからでは生じない多様な
個性が宿っている。それはメディアを越える今までには見たことが無い
クリエイティブの形である。
これを加速させたのは、制作環境の偏在と充実だろう。映像関係のハードウエア、
ソフトウエアの低価格化はもちろんその背景となっている。もうすでに映像スタジオも、
映像を合成するための特別なコンピュターも必要ない。いや、すべてのクリエイターが
かつてのスーパーコンピューターを各自で所有しているのが現在である。
同時にひとつのビジネスモデルとして無償で提供されたCGMの環境は、
そのねらいの通りに互いのクリエイティビティを刺激する。それぞれの
作品発表の場は、一年に一度訪れるのではなく、それは毎日
世界中を相手に開かれているのである。
ここにあるのは、スポンサードされた広告表現や、これまでの映像美学に拠って
価値が計られたクリエイティビティではない。あらゆることから解放された
無重力状態での表現が生まれ出る。まさに頭の中に浮かんだアイデアがそのまま
映像になって配信されいる。それ故に見る側の頭の中で、何かがスパークし
それがリコメンドされ瞬く間に伝播している。
さらにこの動きを加速し、そのネットの利点を最大限に活用しつつ
今現在も進化しているのが、ニコニコ動画に於けるn次創作だろう。
世界に先駆けて、日本の中高生を熱狂させるその環境は、さらなる
多様な可能性を感じさせている。
このデザイン演習では、必ずしも映像を表現のアウトプットに推奨するもの
ではないが、この新しい動きは注目しておかなければならない。
そんなインパクトを、涼しさから寒さへと変わりつつある朝の空気の中で
受け取ってもらいたい。
さて、今日もグループごとにそのテーマを掘り進めたのだが、その途中
作品展示を予定している9号館の地下にある会場を見学した。かなり広い空間である。ここで、
今のグループでの検討内容を年末の最終アウトプットに繋ぐためのそれぞれの想像を
posted by dancinheads at 00:00| 東京

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